みなさま、こんにちは。
バレエ安全指導者資格®︎事務局です。
今回は、「先生だからって、すべてを知っていなくてもいい」ということを、お伝えしたいと思います。
バレエの先生として、指導に立つ日々。
生徒からの質問にどう答えようか、保護者とのやりとりに戸惑ったり、うまくクラスがまとまらなかったり。
そんな時にふと、「先生なんだから、もっとちゃんとしていなきゃ」「指導者なのに、こんなことで迷っていてはいけない」
そんなふうに思い込んでしまうことはありませんか?
でも、私たちは「全知全能の存在」ではありません。
どれだけ経験を積んでも、不安や迷いがまったくなくなることはないと思います。
むしろ、その不安や迷いがあるからこそ、一つひとつのことを丁寧に考え、学びを重ねようとする力になるのではないでしょうか。
バレエ安全指導者資格®︎の講座には、「自信がない」「もっとよい指導をしたい」「何から学べばよいのかわからない」といった気持ちを抱えて来られる先生方がたくさんいらっしゃいます。
それは決して恥ずかしいことではなく、とても誠実な姿勢だと私たちは思っています。
この資格では、「正解を知っている人」になることが目的ではありません。
わからないことを、わからないままにせずに学ぼうとする姿勢こそ、指導者として本当に大切な力だと考えています。
そして何より
わからないことがあるからこそ、生徒の「わからない気持ち」に寄り添える。
自信がなかった経験があるからこそ、生徒の不安や緊張をそっと受け止めることができる。
その優しさは、何よりも大切な指導の土台になると信じています。
この資格には、整形外科医や心理師、栄養士などの専門家による講義がありますが、どの講座も「わからないまま来てくださって大丈夫です」という気持ちで設計されています。
「知らなかったことを知る喜び」を、安心できる環境の中で感じていただけるように。
間違えても大丈夫。質問しても大丈夫。
そんな場所であることを、私たちは何よりも大切にしています。
先生である前に、一人の「学び手」として。
肩の力を抜いて、「ここからはじめてみようかな」と思っていただけたら嬉しいです。
今はまだ自信が持てないというあなたも、
きっとその気持ちごと、誰かの力になれる日がきます。
どうぞ安心して、この場所を訪れてください。
バレエを愛し、誠実に向き合おうとしているあなたのご参加を、心からお待ちしています。
バレエ安全指導者資格®︎ 事務局