世界の経験を、バレエを愛する子供たちのために
SDAアーティスティック・アンバサダー制度
世界各国のカンパニーで活躍される皆様の存在は、日本のバレエ界にとって最大の誇りであり、その芸術性と技術は多くの子供たちに夢を与え続けています。
「SDAアーティスティック・アンバサダー制度」は、世界を舞台に活躍するダンサーの皆様が最前線で体感している「リアルな経験値」を、日本の次世代のために貸していただくための取り組みです。
本場での芸術との関わり方はもちろん、医療サポート、労働環境、教育現場の制度や価値観など、世界標準の「安全管理」と「教育文化」をご共有いただくことで、日本のバレエ教育環境のさらなる改善とアップデートへと活かしてまいります。
プロジェクトの目的と「境界線」
私たちの目的はただ一つ、「日本の子供たちがバレエで傷つくことなく、健康に、生涯バレエを好きでいられる『安全な教育環境』を創る」 ことです。
【私たちの約束(境界線)】
日本のバレエ界には「報酬の低さ」や「国家支援の欠如」といったマクロな構造的課題がありますが、本プロジェクトではこれらを直接の目標とはしません。 私たちがフォーカスするのは、「明日のレッスンからでも変えられる、目の前の子供たちのための安全と教育のアップデート」 のみです。
日本のバレエ教育への還元
日本の指導者が学ぶガイドラインのアップデート お預かりした海外の貴重な事例や知見は、私たちが連携している整形外科医や理学療法士、公認心理師といった医療チーム、さらには大学の研究機関や国内のバレエ団とも協力し、医学的・科学的なエビデンスに基づいてしっかりと体系化いたします。そして、日本の指導者が学ぶべきガイドラインとして、皆様からの「生きた声」として直接反映させていきます。
保護者ネットワークへの啓蒙 海外留学も見据えた「自己管理能力の重要性」をはじめ、「成長期における過度なダイエットの危険性」や、「すべてを犠牲にしてバレエのみに偏重してしまうことのリスク」など、海外のリアルな実態を抽出します。これらの知見は、保護者が家庭で子供の心身を守り、正しくサポートするための必須知識として、私たちが立ち上げる保護者サポートコミュニティ(SDA保護者会など)を通じて、広く共有・啓蒙してまいります。
学会やシンポジウム等を通じた日本全体の意識改革 皆様から寄せられたリアルな現状は、「世界のバレエ教育のスタンダード」を示す極めて価値の高いデータとなります。これらを学会や大学のシンポジウムをはじめとする教育・研究機関での発表材料とし、日本のバレエ界全体の意識改革を力強く推し進めるための確かなエビデンスとして最大限に活用させていただきます。
アーティスティック・アンバサダー
本プロジェクトにご賛同いただきましたアーティスティック・アンバサダーの皆様をご紹介いたします。
※並びはあいうえお順
石川まどかさん
ドレスデン・ゼンパーオーパーバレエ団(ドイツ)
山口県出身。 杉原和子バレエアートにてバレエを学ぶ。 YAGPユース・アメリカ・グランプリにてスカラーシップを取得し、2009年ウィーン国立バレエ学校に留学。 2014年首席で卒業し同年ドイツ・ライプツィヒバレエ団に入団。くるみ割り人形、眠れる森の美女、白鳥の湖、Uwe Scholzの作品などで主役を踊る。 2025年ドレスデン・ゼンパーオーパーバレエ団にセカンドソリストとして入団。 Instagramhttps://www.instagram.com/marshmadow/
川添智香さん
デンマーク王立バレエ団(デンマーク)
4歳よりバレエを始める。 2014年、ローザンヌ国際バ レエコンクールに出場(セミファイナリスト) その後、ロシアのサンクトペテルブルクにあるワガノ ワバレエ学校に入学。帰国後、 2015年にアメリカのオ クラホマ州にあるタルサバレエ団ジュニアカンパニー に入団。2年後に正団員に昇格し 2019年よりドイツ のミュンヘンにあるバイエルン国立バレエ団に移籍。 2年間の経験を経て、フランスのトゥールズにある キャピタルバレエへ移籍し、その後現在のデンマーク王立バレエ団へ入団。 Instagramhttps://www.instagram.com/tomoballet18/
坂中春月さん
イルクーツク州立音楽劇場バレエ団(ロシア)
鹿児島県生まれ。 前田久美子、藤田彰彦に師事。2014年4月モスクワ国立舞踊アカデミー(ボリショイバレエアカデミー)に留学。4年3ヶ月の留学期間中、アンナ・アントーニチェヴァ、リュドミラ・カバレンコの両氏に師事し、クラシックバレエ、コンテンポラリー、キャラクターダンス、宮廷舞踊などを学ぶ。2018年同校卒業、ロシア連邦バレエアーティスト国家資格取得。2019年4月からドイツチューリンゲン州立バレエ団へ短期研修。同年12月、ロシアイルクーツク州立音楽劇場バレエ団へ入団。2023年モスクワ国立舞踊アカデミー大学部教師科を首席で卒業し、ロシア連邦バレエ教師国家資格を取得。現在、イルクーツク州立音楽劇場バレエ団でソリストとして、また同劇場のバレエ学校で教師として活動している。
Instagramhttps://www.instagram.com/hazupaaaaai/
志賀有季乃さん
National Opera Timisoara(ルーマニア)
10歳よりバレエを始める。 15歳からNovosibirsk State Choreographic School、National Prague Conservatoire,Conservatório Annarella、PROSART Junior Companyへ留学。 国内および国内外の校内コンクールにおいて第1位をはじめとする上位入賞を果たす。 2025年よりNational Opera Timisoaraに入団。 ソリストを務めるなど、海外を拠点に研鑽を積んでいる。
Instagramhttps://www.instagram.com/yukino_05_ballet/
柴田二千翔さん
Europaballett(オーストリア)
埼玉県生まれ、新潟県育ち。2歳より新潟バレエスクールにてバレエを始め、国内コンクールで入賞。2016年にポルトガル・国立リスボンバレエ学校へ留学後、2019年オーストリアのEuropaballettに入団。「蝶々夫人」「カルメン」「白鳥の湖」「くるみ割り人形」「Jela」などで主役を務める。セルビア国立劇場、クロアチア国立劇場ではゲスト主演として出演。2024年、World of Dance AustriaにてFlorient Cadorと共演し優勝。近年は振付にも取り組む。編み物の魅力に惹かれ、「Nichi’s Crochet Room」として作品を制作・販売中。
Instagramhttps://www.instagram.com/nichika.s69/
清水乃愛さん
フリー(ドイツ拠点)
大分県別府市出身。 4歳にて別府市の教室にて、バレエを始める。<主な留学先、教室> ガリビヤンバレエアカデミー ノボシビルスク国立バレエ学校 (ロシア) ラドフォード大学 (アメリカ) アルメニア国立バレエ学校 (アルメニア)
経歴 2022年 :東京バレエ団入団2023年 :別府公会堂にてコンサート開催後、ドイツに拠点を移す。2024年 :Thüringer Staatsballett (ドイツ) にてゲストダンサーとして活動2025年 :Grand Classic Ballet ドイツ公演ツアーにて、主役を務める (白鳥の湖、くるみ割り人形)2026年 :リトアニアツアーにて白鳥の湖、公演予定
Instagramhttps://www.instagram.com/noa.shimizu_ballet/
菅原ゆいさん
Les Grands Ballets(カナダ)
4歳からバレエを始め、2014年にエリソンバレエを卒業後に香港バレエにコールドとして入団し3シーズン踊る。 2017年にレグランバレエにコールドとして入団し2022年にプリンシパルに昇格。 主なレパートリーはジゼルよりジゼル、眠れる森の美女よりオーロラ姫、ドン・キホーテよりキトリ、小さな死、春の祭典など。
Instagramhttps://www.instagram.com/yui_sugawara_/
高田麻結さん
Scottish Ballet(イギリス)
6歳よりバレエを始める。 Central School of Ballet、Joffrey Academy of Dance Trainee Program、International Summer Ballet School Dresdenへ短期留学。
2019年、Balet Opery Baltyckiej w Gdansku (Baltic Opera Ballet)にコリフェとして入団し、2020年ソリストに昇格。2024年よりScottish Balletにアーティストとして入団。
Instagramhttps://www.instagram.com/mayu.takata.dancer/
西村奈恵さん
ノルウェー国立バレエ団 (ノルウェー)
3歳からバレエを始め、2010年にオーストラリアンバレエスクールから奨学金を得て留学。2014年に同校を卒業した後、ドルトムントバレエ団に入団。2015年にBajazzo Dance Award in Dortmundを受賞した。2016年よりノルウェー国立バレエ団に在籍しており、2018年に永久契約を獲得。翌年にはラ・バヤデールで主役であるガムザッティ役を演じた。その後もクラシックバレエ作品での主要キャストをはじめ、キリアン、フォーサイス、ライトフット・レオン、クリスタル・パイトなどの多様なコンテンポラリー作品を演じている。近年は北欧ファッションブランドやオスロランウェイでのモデルとしても活動し表現の場を広げている。
Instagramhttps://www.instagram.com/nishidelishi/
本多優衣子さん
New Jersey Ballet (アメリカ)
4歳より、バレエを始める。 2018年ローザンヌ国際バレエコンクールのスカラシップで2019年よりニュージーランド・スクール・オブ・ダンスに留学。2021年アーキタンツ・トレーニング・プログラムを経て、アメリカのニュージャージーバレエに入団。入団後、「くるみ割り人形」金平糖の精、クララ、デュードロップ、「ドン・キホーテ」キューピッド、「眠れる森の美女」フロリナ王女、「ヘンゼルとグレーテル」グレーテル、ジョージ・バランシン振付「Tarantella」「Serenade」「Who Cares?」「Concerto Barocco」、トワイラ・サープ振付「Nine Sinatra Songs」 Forget Domani、ジャスティン・ペック振付「In Creases」、ピーター・マーティンズ振付「Hallelujah Junction」、ローレン・ロベット振付「Not Our Fate」「Jewel Box」、ハリソン・ボール振付「Purcell Suite」「New Ancient Strings」などを踊る。
Instagramhttps://www.instagram.com/yuikohonda_dancer/