SDA発行の【バレリーナのための からだとこころの セルフチェックガイド】に加え、その内容に関連したバレエ安全指導者資格での講義動画を一部ご紹介致します。
ご自身や生徒の皆さんのこころとからだについて一緒に学ぶきっかけになればと願っております。
バレエ安全指導者資格プロフェッショナルコースの講義より、各専門家による講義の一部をご紹介致します。
公認心理師の藤後先生の講義にてお話頂いております国連が定める【子どもの権利条約】についての資料をご紹介致します。
お教室の先生であればご自身のスタジオの運営について客観的な評価を、生徒の方、保護者の方であれば、通われているお教室について考えるきっかけになればと思います。
スタジオへ通われている生徒の皆さんの健康と安全を守るのもお教室の先生の大切な役割の一つ。
バレエ安全指導者資格では安全指導のプロフェッショナルの育成に尽力しております。
本ページとバレリーナのための からだとこころの セルフチェックガイド発行にあたり、ご賛同とご協力を頂きましたSDA実践講習講師の先生方からのメッセージをご紹介致します。
ロイヤル・バレエ・スクールに在学中、バレエ教師の豊富な知識は勿論のこと、多角的に行われるトレーニングやそのサポート体制に大変感動いたしました。バレエ教師の他に、ピラティス・インストラクター、理学療法士、医師、管理栄養士などがチームとなり、私たち学生をサポートしてくれていたからです。
バレエは芸術でありながら、トレーニング内容はアスリートさながらです。ダンス・サイエンスを取り入れることがトレーニングの質を高め、より効率化し、同時に不要な負荷を減らすことを体感いたしました。歴史あるバレエ・メソッドもダンス・サイエンスに基づいて作られています。
私は、この頃に得た感動や気付きが原動力となって国際バレエ指導者資格を取得いたしました。Safe Dance Association では、同様の体制が日本でも整うよう、専門家の先生方が知識を共有しあい日々前進を続けていらっしゃいます。チームの皆さまに、心よりエールを送らせていただきます。
鶴谷美穂先生(The Ballet Garden 校長・FISTD, Enrico Cecchetti Final Diploma Holder)
バレエは奥が深く全ての世代を魅了し、長年に渡って楽しむことのできる、歴史ある総合芸術です。
元をたどれば貴族の嗜みであったバレエは現在では多くの人々に愛されるようになり、世界中のダンススタジオで3歳から70代までがレッスンをしている光景が当たり前になりました。
近年、身体を酷使するスポーツに限らず、世の中全体の動きとして「心身の健康」への意識が高まっている中、バレエもまたそれが当たり前として認識される日が近いだろうと思います。
基礎を身につけることで、怪我を防ぐことはもちろん、難しいテクニックへの理解、移行がスムーズになります。
心身の不調を見過ごさず時に専門家の力を借り、自分自身と向き合い根気強く問題を解決しながらレッスンを続けていくことで、長く踊ることのできる強い心と身体が培われるでしょう。
SDAの活動理念がより多くの方に届き、皆さんが健やかにバレエを続けていくためのサポートができれば、これ以上に嬉しいことはありません。
今後も是非、心からバレエを楽しんで頂ければと思います。
成川さくら先生(澁谷芸術企画代表・ロシア連邦認定バレエ教師)
セーフダンスアソシエーション(SDA)について
SDAは【バレエと医療と教育】をテーマにバレエを習う、踊る、指導する方々の健康と安全を守るための情報の発信、指導者の育成、環境の整備を目的として創設致しました。
各専門家の方々のご協力を頂きながら、大切な皆様のバレエライフを応援、サポートしてまいります。
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本ページをご覧くださり、バレエの世界で日頃感じていること、お悩み等ございましたら今後の活動の参考にさせて頂きますので、お気軽にメッセージをお願い致します。