Safe Dance Association
芸術・アスリートの世界に、安全と安心を。
バレエ、新体操、幼児教育に、医学・心理・教育・芸術の知見を。子どもと表現者の尊厳を守り、安心して挑戦し続けられる指導環境を、社会とともにつくります。
セーフダンス
アソシエーションとは?
セーフダンスアソシエーション(SDA)は、バレエ・新体操・幼児教育の現場に医学的安全と芸術的な学びを統合し、安全基準の策定、指導者教育、メディカルサポート、啓発活動を行う団体です。2021年の創設以来、経験や根性論だけに依存しない、持続可能な芸術教育の普及を目指しています。
Our Purpose
好きで始めた芸術によって、誰かの心や身体が傷つくことのない未来へ。
高い目標に挑むことと、安全を守ることは両立できます。私たちは、指導者の情熱を、子どもの未来につながる専門的な育成へと進化させます。
Why Safe Dance?
なぜ、表現の世界に
安全指導が必要なのでしょうか。
バレエや新体操は、美しさを追求する芸術であると同時に、高い身体能力と繰り返しの訓練を必要とする活動です。だからこそ、技術だけでなく、身体、心、成長、生活までを見る専門性が必要です。
「痛みを我慢すること」を努力にしない
痛みは身体からの警告です。成長段階や個人差を無視した練習ではなく、状態を確認し、必要に応じて医療の専門家につなぐ判断が求められます。
「細さ」ではなく、踊るための健康を守る
体重や見た目だけで人を評価せず、成長期に必要なエネルギー、月経を含む女性の健康、摂食障害やRED-Sのリスクを正しく理解します。
恐怖や恥ではなく、対話で上達を支える
怒鳴る、比べる、見せしめにする指導では、安心して失敗できません。技術的な課題と人格を分け、具体的な言葉で改善へ導きます。
閉じた慣習ではなく、社会と共有できる基準へ
指導方針、SNS掲載、費用、相談方法を明確にし、生徒・保護者・指導者が同じ安全への価値観を共有できる、開かれた教育環境をつくります。
Ballet Safety Standard
バレエ安全基準(BSS)
子どもの未来を守る、6つの約束。
バレエ安全基準は、児童の権利に関する条約と、現代の医学・心理・教育の視点を踏まえ、バレエ教室における安全性、倫理性、専門性を可視化するための指針です。
人としての尊厳を守る
子どもを実績や作品のための存在ではなく、意思を持つ一人の人間として尊重します。人格と技術的な課題を明確に分けます。
デジタル・リスクを管理する
写真・動画の掲載は本人と保護者の意思を確認し、「撮られたくない」「公開されたくない」という選択を守ります。
心の安全地帯をつくる
比較、恐怖、恥による支配を排除し、わからないことや体調不良を伝え、失敗を恐れず挑戦できる環境を整えます。
身体の未来を守る
根性論ではなく、解剖学、栄養学、心理学などの知見に基づき、成長段階と個人差に配慮した指導を行います。
指導者も学び続ける
「自分はこう習った」で止まらず、知識と指導法を更新します。誤りを認めて改善することも、専門家の大切な責任です。
開かれた教育をつくる
指導方針や費用を明確にし、保護者や社会と安全への考え方を共有します。教室を地域の安心できる居場所へ育てます。
Education Programs
理念を、現場で使える
知識と指導力へ。
安全を願うだけで終わらせず、明日の指導から実践できる力へ。対象分野に応じた教育プログラムを提供しています。
EARLY CHILDHOOD EDUCATION
リトミック・ネクスト
「聴く・感じる・つながる」を軸に、幼児期の感性と身体の発達を支える音楽教育。表現する喜びと、人と関わる力を育てます。
専用サイトを見るダンサーを、芸術家であると同時にアスリートとして支える。
Ballet Medical Support Team
身体も、心も。
専門家とともに守る。
Ballet Medical Support Team(BMST)は、ダンサーを支えるために、複数領域の専門家が連携するメディカルサポートチームです。
バレエは芸術である一方、ターンアウト、跳躍、回転、ポワント、パ・ド・ドゥなど、身体に高い負荷がかかる動きを含みます。怪我だけを見るのではなく、栄養、女性の健康、メンタルヘルス、成長、生活まで含めて考えることが、長く踊り続けるために重要です。
For Everyone
安全な表現環境は、
一人だけではつくれません。
指導する人、踊る人、見守る人、支える専門家。それぞれが知識と役割を持ち寄ることで、安全は仕組みになります。
経験を、説明できる専門性へ
生徒の身体と心を観察し、目的と根拠を具体的な言葉で伝える力を育てます。困ったときに専門家へつなぐ判断も学びます。
自分の身体と心を守る知識を
痛み、疲労、食事、月経、不安を無視せず、自分の状態を伝えることは、弱さではなく踊り続けるための力です。
夢を支えながら、生活も守る
成長期の栄養と睡眠、練習量、心の変化を理解し、子どもが安心して相談できる家庭の環境づくりを支えます。
芸術特有の背景まで理解する
技術、審美性、コンクール、留学など、バレエや新体操特有の文化的背景を踏まえた支援につなげます。
安全を属人化せず、仕組みにする
指導方針、研修、相談窓口、SNS運用、緊急時対応などを整え、組織として安全を説明できる環境をつくります。
芸術と健康を社会へつなぐ
専門家派遣、教育プログラム、地域の健康づくり、共同研究などを通じ、身体文化を活かした社会的価値を生み出します。
Artistic Ambassadors
世界の経験を、
日本の子どもたちへ。
海外のカンパニーで活躍するダンサーが体感した、芸術との向き合い方、医療サポート、労働環境、教育文化。その「生きた経験」を、日本の指導者・保護者・次世代へ還元します。
海外の事例をそのまま移すのではなく、専門家と検討し、日本の現場で実践できる安全教育へつなげていきます。
アンバサダーを見るPartnership
法人・団体・教育機関の皆様へ
安全指導と芸術教育の知見を、組織の人材育成、教育環境の改善、地域づくり、新しい社会事業へ活用しませんか。
ご相談内容に合わせて、専門家とともに研修・講演・教育ツール・共同プロジェクトを設計します。まずは現在の課題や実現したいことをお聞かせください。
法人・団体で相談する指導者研修・資格の一括導入
安全管理、解剖学、心理的安全、ハラスメント、栄養など、組織の課題に応じた学びを提供します。
専門講師派遣・カスタマイズセミナー
教育現場、イベント、コンクール、社内研修等へ、医療・心理・芸術の専門家を派遣します。
安全基準・教育ツールの導入
チェックシートやガイドラインを活用し、指導の属人化を減らして、組織共通の安全文化をつくります。
共同研究・社会実装
幼児教育、生涯学習、健康寿命、文化振興など、芸術と身体の知見を活かした事業をともに開発します。
Frequently Asked Questions
よくあるご質問
安全指導やセーフダンスアソシエーションの活動について、よくいただくご質問にお答えします。
セーフダンスアソシエーションとは、どのような団体ですか?
バレエ・新体操・幼児教育の現場に医学、心理、教育、芸術の知見を取り入れ、子どもと表現者の心身を守る安全指導を広げる団体です。安全基準の策定、指導者教育、メディカルサポート、啓発活動を行っています。
バレエ安全基準(BSS)とは何ですか?
子どもの尊厳、SNSとプライバシー、心理的安全、身体の安全、指導者の専門性、教室運営の透明性という6領域から、安心して学べるバレエ教育環境を示す指針です。指導者が現状を確認できるチェック項目も公開しています。
安全な指導は、厳しい指導を否定するものですか?
いいえ。高い目標や専門的な訓練を否定するものではありません。人格否定、恐怖、痛みの我慢、根性論に頼らず、目的と根拠を共有しながら挑戦できる環境をつくることが安全指導です。
バレエ安全指導者資格では何を学びますか?
身体の仕組み、怪我の予防、栄養、心理、成長発達、ハラスメント、指導法に加え、バレエ史、音楽、美学などを横断して学びます。安全だけでなく、芸術としてのバレエを深く伝える指導力を育てることを目指しています。詳しいカリキュラムは専用サイトでご確認ください。
指導経験がない人も学べますか?
これから指導を始めたい方に向けた学びも用意されています。受講条件やコースごとの対象は異なるため、各専用サイトの募集要項をご確認ください。迷う場合はお問い合わせから相談できます。
保護者やダンサー本人にも役立つ情報はありますか?
はい。身体と心のセルフチェック、摂食障害、女性の健康、メンタルサポートなど、ダンサー本人や保護者が無料で読める情報を公開しています。体調に不安がある場合は、ウェブ情報だけで判断せず医療機関へご相談ください。
Ballet Medical Support Teamは診断や治療を行いますか?
本サイトの情報は、個別の診断や治療に代わるものではありません。身体や心に症状がある場合、緊急性がある場合は、医療機関や適切な専門家へご相談ください。BMSTは専門家との連携と、正しい情報にアクセスしやすい環境づくりを進めています。
スタジオでバレエ安全基準を活用できますか?
はい。まずは公開されている基準とチェック項目を使い、現在の指導や運営を確認してください。安全方針を生徒・保護者と共有し、研修や相談窓口など具体的な仕組みにしていくことが大切です。
法人・自治体・学校も相談できますか?
はい。指導者研修、講師派遣、カスタマイズセミナー、安全指導基準の導入、教育ツールの活用、共同研究や社会実装などについてご相談いただけます。
活動への協力や連携について、どこから相談できますか?
お問い合わせフォームから、所属、相談内容、実現したいことをご連絡ください。講演、取材、専門家としての連携、教育機関・企業との共同事業など、内容を確認のうえご案内します。
Create a Safer Future
安全だからこそ、
人は自由に表現できる。
教える人も、踊る人も、見守る人も。知識と対話を持ち寄り、子どもたちが「習ってよかった」と未来から振り返れる芸術環境を、一緒につくっていきませんか。