芸術・身体活動における安全教育と学習環境の整備
好きなことが、
人生の可能性を
広げていく環境へ。
セーフダンスアソシエーションは、バレエ・新体操・幼児教育などの芸術・身体活動に 医学・心理・教育・栄養・人文学・芸術の知見を取り入れ、 一人ひとりが自分の身体、自分の心、自分の未来について考え、 選びながら挑戦できる環境をつくるために活動しています。
身体も。心も。未来も。自分のもの。
What is Safe Dance?
安全を、
挑戦と選択の土台へ。
自分で考え、自分で選びながら、好きなことに関われる環境をつくること。 それがSafe Danceの中心にある考え方です。 身体的な安全だけでなく、心理的安全、尊厳、成長、専門家との連携まで含めて、 「自分で考え、自分で選べること」を支えます。
Our Philosophy
好きなことのために、
自分を失わなくていい。
自分で考え、自分で選びながら、
好きなことに関われる環境をつくる。
Why We Exist
安全は、最終目的ではありません。
私たちが目指すのは、危険をすべてなくすことでも、 挑戦を小さくすることでもありません。
芸術やスポーツには、高い目標、反復練習、失敗、悔しさ、 大きな挑戦があります。だからこそ、その挑戦の土台に、 身体と心の安全、尊厳、対話、正しい情報、相談できる仕組みが必要です。
痛いと言える。分からないと質問できる。嫌だと言える。 休むことも、もう一度挑戦することも選べる。 指導者自身も、分からないことを専門家へ相談できる。
安全とは、人が自分で考え、自分で選び、安心して挑戦し続けるための土台です。
Three Ideas
Safe Danceが大切にする3つのこと
「安全」を、管理するための言葉ではなく、自分の人生を自分で選ぶための基盤として考えます。
身体・心・尊厳を守る
医学、心理、栄養、教育、発達、人権、ハラスメント、身体接触、 SNS・プライバシーなどを学び、安全を一人の先生の経験や善意だけに任せません。
「これしかない」を減らす
続ける、休む、違う道へ進む、戻ってくる。 プロを目指すことも、別の仕事を選ぶこともできる。 人生の答えを一つにせず、自分で考えて選べる環境を大切にします。
一人で抱え込まない
指導者と医師、ダンサーと心理職、保護者と専門家、 芸術と大学・企業・社会。必要なときに必要な人と知識につながれる仕組みをつくります。
What We Do
思想を、現場で使える仕組みへ。
Safe Dance Associationは、安全を「良い先生の善意」に任せず、 基準、教育、専門家、社会との連携によって実装します。
基準をつくる
尊厳、心理的安全、身体の安全、SNS・プライバシー、継続学習、 教室運営の透明性を共通言語として整理します。
バレエ安全基準(BSS)を見る →人を育てる
医学、心理、教育、栄養、人文学、芸術を横断し、 正解を暗記するのではなく、目の前の人に合わせて安全に判断できる指導者を育てます。
教育プログラムを見る →専門家と支える
指導者が医師や心理職の代わりになるのではなく、 自分の専門範囲を理解し、必要なときに適切な専門家へつなげられる環境を整えます。
BMSTを見る →社会とつなぐ
学校、大学、企業、自治体、医療機関、芸術団体と連携し、 研修、共同研究、教育ツール、社会プロジェクトへ発展させます。
連携内容を見る →From Goodwill to System
「良い先生だから安心」から、
仕組みとして安心できる環境へ。
熱心で、生徒思いで、経験豊富な先生の存在は大切です。 しかし、どれだけ良い先生でも、医学・心理・栄養のすべての専門家ではありません。
だからこそ、経験に加えて学ぶ。分からないことを確認する。 専門家につなぐ。教室としてルールを決める。そして定期的に見直す。
安全を、個人の人格や経験だけに依存しない仕組みへ変えていきます。
先生が全部知っている必要はありません
大切なのは、自分の専門範囲を理解し、「ここから先は専門家へ」と判断できることです。
厳しさと安全は両立できます
高い目標を持つことと、人格否定・恐怖・恥・痛みの我慢に頼らないことは両立します。
安全は、挑戦の反対ではありません
安心して失敗でき、質問でき、自分の状態を伝えられるからこそ、人は思い切って挑戦できます。
人を学ばせるだけでなく、環境を変える
個人の知識を、教室の方針、相談体制、緊急対応、SNSルールなどへ実装していきます。
Ballet Safety Standard
BSS|人を育てるだけでなく、環境を変える。
バレエ安全基準(BSS)は、子どもの権利と現代の医学・心理・教育の視点から、 安全を「考え方」で終わらせず、教室で実際に使える仕組みにするための基準です。
人としての尊厳を守る
人格と技術的課題を分け、子どもを意思を持つ一人の人間として尊重します。
デジタル・リスクを管理する
写真・動画・SNS掲載について、本人と保護者の意思を確認し、プライバシーを守ります。
心の安全地帯をつくる
比較、恐怖、恥による支配を避け、失敗を恐れず質問・相談できる環境を整えます。
身体の未来を守る
医学、解剖学、栄養学、心理学などの知見に基づき、成長段階と個人差に配慮します。
指導者も学び続ける
「自分はこう習った」で止まらず、知識と指導法を継続的に更新します。
開かれた教育をつくる
指導方針、費用、相談方法を明確にし、生徒・保護者・社会と安全への考え方を共有します。
Education Programs
学びを、現場の判断力へ。
「何でも知っている先生」ではなく、学び続け、目の前の人に合わせて考え、 必要なときに専門家へつなげられる指導者を育てます。
指導者が一人で抱えず、専門家へつなげられる環境を。
Ballet Medical Support Team
身体も、心も。専門家とともに支える。
Ballet Medical Support Team(BMST)は、教師の専門外を受け止めるために、 医療・栄養・女性の健康・メンタルヘルスなど複数領域の専門家と連携する活動です。
指導者の役割は、診断や治療をすることではありません。 「これは自分だけでは判断しない」と気づき、必要な専門職へつなげることも、 安全な指導の大切な一部です。
Learning for Life
踊ること、競うことを、人生の学びへ。
舞台、試合、練習、留学、怪我、成功、失敗。 その経験を「その世界でしか使えないもの」にせず、自分の人生と社会へつなげていきます。
自分の身体を知る
医学、栄養、女性の健康、睡眠、成長、コンディショニングを学び、自分で判断する力を育てます。
自分の心と尊厳を大切にする
心理的安全、人権、ハラスメント、対話を学び、「自分はどう感じているか」を大切にします。
自分の世界を広げる
歴史、音楽、美術、哲学、社会など、専門領域の外側にある知と出会い、自分の経験を相対化します。
経験を次の人生へつなぐ
舞台や競技で得た力を言語化し、指導、仕事、創作、地域、次世代の教育へ生かします。
For Everyone
一人ひとりが、自分の役割から安全をつくる。
指導する人だけの問題ではありません。踊る人、保護者、専門家、教室、学校、企業、社会。 それぞれが知識と役割を持ち寄ることで、安全は文化になります。
先生も、一人で抱えなくていい
すべてを知るのではなく、学び続け、分からないことを認め、必要なときに専門家へつなげられる指導者へ。
身体も、心も、未来も、自分のもの
痛みや不安を言葉にし、自分の状態を知り、自分と競技・芸術との関係を自分で選べる力を育てます。
夢と生活の両方を支える
上達だけではなく、成長、睡眠、食事、心、人間関係にも目を向け、子どもの「どうしたい?」を聞ける環境へ。
芸術特有の背景とつながる
技術、審美性、コンクール、留学など特有の文化的背景を理解し、現場と専門支援をつなぎます。
安全を組織の仕組みにする
指導方針、相談窓口、緊急時対応、SNS運用などを整え、「誰が担当しても安全を考えられる」環境へ。
芸術と社会をつなぐ
研修、研究、地域活動、キャリア、文化振興などを通じて、芸術・身体活動の経験を社会的価値へ変えます。
Beyond Safe Dance / BALLET ECOSYSTEM
安全の先へ。バレエを、一生関われる文化へ。
バレエの領域では、Safe Danceの考え方をさらに広げ、 一人の人が人生の時期によって関わり方を変えながら、 長くバレエ文化とつながっていける「BALLET ECOSYSTEM」を構想しています。
安心して続けられる
安全教育、BSS、専門家連携によって、身体や心を犠牲にせず挑戦できる土台をつくります。
人生を選べる
舞台だけ、教師だけという一本道ではなく、経験を仕事や社会へつなぎ、複数のキャリアを持てる環境を広げます。
踊らなくなっても関われる
歴史、音楽、美術、文化、研究、支援など、踊ること以外にもバレエを持ち続ける入口を増やします。
関わり方が変わっても、バレエとの関係は終わらない。
Partnership
法人・団体・学校・大学・教育機関の皆様へ
Safe Danceの知見を、人材育成、教育環境の改善、研究、 地域づくり、新しい社会事業へつなげます。
ご相談内容に合わせて、専門家とともに研修、講演、教育ツール、 安全基準の導入、共同研究、社会実装を設計します。
法人・団体で相談する指導者研修・資格の導入
安全管理、身体、心理、ハラスメント、栄養など、組織の課題に応じた学びを設計します。
専門講師派遣・カスタマイズセミナー
学校、スタジオ、イベント、競技団体、企業研修へ、各領域の専門家をつなぎます。
安全基準・教育ツールの導入
ガイドラインや運用ツールを通じて、指導の属人化を減らし、組織共通の安全文化を育てます。
共同研究・社会実装
芸術教育、身体教育、キャリア、文化、生涯学習などをテーマに、大学・研究者・企業との共同プロジェクトを検討します。
Information Policy
情報と専門性の扱いについて
- 医学・心理・栄養などの情報は、各分野の専門性と指導者の役割を区別して扱います。
- ウェブ上の情報は、個別の診断、治療、心理支援、栄養管理に代わるものではありません。
- 症状や緊急性がある場合は、医療機関や適切な有資格専門職へ相談してください。
- 公開情報や教育内容は、専門知や社会状況の変化に応じて継続的に見直します。
Public Trust & Accountability
公共性と説明責任を大切にしています。
Safe Dance Associationは、芸術・身体活動に関わる人の安全と学習環境を、 個人の経験や善意だけに委ねず、専門知・基準・教育・連携によって支えることを目指しています。