みなさま、こんにちは。
バレエ安全指導者資格®︎事務局です。

今回は、先日終了いたしました第10期ベーシック講座を受講してくださいました山口和奏先生をご紹介いたします!
山口先生は、ミュージカルやダンスの舞台で現役プレイヤーとして活躍される一方、「巫女舞」や「稚児舞」の指導も行うという、非常に稀有で多才なバックグラウンドをお持ちの指導者です。

伝統芸能と、西洋の芸術であるバレエやミュージカル。

一見、対極にあるように見えるこれらの世界ですが、山口先生の中では「身体を使って表現する」という一点で深く繋がっています。
しかし、指導の現場に立った時、「感覚だけでは伝わらない」という壁に直面されました。
そして、「ロジカルな説明や知識がほしい」 という想いを持たれ、今回バレエ安全指導者資格ベーシック講座をご受講くださいました。

「なんとなく」を「解剖学」で証明する

山口先生が講座の中で最も衝撃を受けたのは、理学療法士による「安全講習(姿勢評価と関節の動き・立体解剖学)」でした。

例えば、バレエの基本である「引き上げ」。
これを「頭を吊られる感覚で」と伝えるだけでは、生徒によって受け取り方が異なります。
しかし、解剖学的にどこの筋肉を使い、重心をどうコントロールするかを知れば、それは万人に通じる「共通言語」になります。

山口先生は、地元で子どもたちに巫女舞を教える際、バレエ経験者の子たちの「洋舞特有の動きの癖」を取るのに苦労されていたといいます。
しかし、講座を通して「なぜその動きになるのか」を構造的に理解したことで、指導の答え合わせができたそうです。

「言葉と理論を通して、曖昧だったものが明確になった」

ここでの学びによって、山口先生の指導がさらに説得力のあるものになったと思います。

孤独な戦いから「チームバレエ」へ

また、山口先生がもう一つ大きな学びとして挙げたのが、私たちが提唱する「チームバレエ」という概念です。
これまでバレエの世界は、教師個人の力量や経験則に依存しがちでした。
しかし、生徒の安全を守り、パフォーマンスを最大化するためには、教師だけでなく、医療従事者、栄養士、トレーナーなどが連携する「チーム」としてのサポートが不可欠です。

「自分自身、どこか切り離した考え方があったので、チームバレエの概念を知って驚きでした」

栄養学の講義で学んだ「成長期のエネルギー不足」や「生理不順のリスク」
解剖学で学んだ「骨格による可動域の限界」

これらは、根性論や精神論では決して解決できない問題です。
山口先生は現在、都内のスタジオでミュージカルを目指す子どもたちにダンスを教えています。

「私だからこそ、子どもたちに根拠に基づいた単純明確な指導ができる」
「人間形成のお手伝いができる」

そう語る山口先生の言葉には、もう迷いはありません。
知識を得たことで、指導に対する責任感と、生徒の未来を守ろうとする覚悟がより一層強固なものになったのではないでしょうか。

「楽しかった」と言ってもらえる未来のために

講座の中で行われた心理学の講義で、山口先生は自身のバレエ人生を振り返り、こう決意を新たにされました。

『いつか指導をする際は、生徒たちに楽しくバレエを踊ってほしい。大人になって振り返った時に楽しかったと思ってほしい』

これは、かつて「感覚だけの指導」に悩み、それでもバレエの美しさに憧れ続けた山口先生だからこその、心からの願いです。
山口先生は、バレエの「美しさ」や「憧れ」という芸術的側面(ハート)を何よりも大切にされています。
だからこそ、それを支えるための「安全」や「根拠」(ブレイン)を学ぶ必要があったのだと思います。

山口先生の講座のご感想はこちらからどうぞ!
https://safedance.jp/voice/#wakana_yamaguchi

あなたの経験を「共通言語」に

山口先生のように、他ジャンルのダンス指導者や、ご自身の経験を言語化したいと考えている方にとって、ベーシック講座は「翻訳機」のような役割を果たします。

あなたのその素晴らしい感覚や経験を、生徒全員に伝わる「言葉」に変えてみませんか?
「なんとなく」の指導から卒業し、自信を持って「こうだから、こう動く」とロジカルに伝えられるようになりませんか?

バレエ安全指導者資格は、バレエの先生だけでなく、身体表現に関わるすべての指導者に開かれています。
解剖学、運動生理学、栄養学、心理学。
これらの知識は、生徒を怪我から守る「盾」となり、子どもたち才能を伸ばす「翼」となります。

「根拠のある指導で、生徒の未来を守りたい」

その想いを持つ仲間が、ここで待っています。
あなたも、新しい指導者としての扉を叩いてみてください。

バレエ安全指導者資格®︎ 事務局

あなたのバレエ指導に「確かな根拠」を。ベーシック講座はこちら。
https://safedance.jp/apply/basic_archive/