みなさま、こんにちは。
バレエ安全指導者資格®︎事務局です。
今回は、今の環境や状況が少し苦しく感じている方に向けてメッセージを送りたいと思います。
日々過ごしていく中で、ふと立ち止まりたくなる瞬間ってありますよね。
それは、何か大きな出来事があったわけでもなく、誰かに何かを言われたわけでもなく。
ただ、心の奥のほうで、静かに「今のままでいいのかな」とつぶやく声が聴こえてくるような。
そんなときはきっと、自分の心や身体、生き方と少し向き合いたくなっているサインなのかもしれません。
バレエの世界にいると、知らず知らずのうちに「こうでなければ」「もっと頑張らなければ」と、自分にたくさんの期待や理想を背負わせてしまうことがあります。
その姿勢は、美しさや成長に向かう力でもあるけれど、ときに自分自身を見失ってしまうほど、強く、厳しくなってしまうこともあります。
でも、私たちは機械でも、完璧な存在でもありません。
揺れたり、悩んだり、立ち止まったりしながら、生きている。
それはとても自然なことだと思います。
バレエ安全指導者資格®︎で学ばれている方のなかにも、そうしたタイミングでこの場に来てくださる方が少なくありません。
「何か変わりたい」「もう一度、自分の歩いてきた道を振り返ってみたい」
そんな想いから、そっとこの資格の扉を開いてくださる方がいらっしゃいます。
この資格では、バレエを安全に教えるための知識を学びます。
でも、もっと大切にしているのは、「学ぶことを通じて、自分を知ること」です。
たとえば解剖学や整形外科学では、身体の仕組みを学びながら、自分の身体の癖や使い方と出会い直します。
心理学では、生徒の心の動きを学びながら、自分自身の過去の傷や迷いにもそっと光を当てることがあるかもしれません。
それは決してつらい作業ではなく、少しずつ、自分をやさしく解いていくような時間。
「よく頑張ってきたね」
「ちゃんと自分を大事にできてる?」
そんな言葉を、自分自身にかけてあげられるようになっていくのです。
資格を取ることが目的ではなくても構いません。
もし今、「立ち止まってもいい場所」を探しているなら、ここにその場所があります。
誰かと比べることなく、自分のペースで学べること。
悩んでも、迷っても、「わからない」と言っていいこと。
この学びの場には、そんな安心感があります。
これまでを丁寧に振り返ることは、これからを軽やかに生きるための準備でもあります。
新しい未来に向かって急がなくても大丈夫。
ただ、今の自分を受け入れること。
そんなやわらかなスタートからでも、きっと何かが変わっていきます。
今、あなたの心がほんの少しでも「自分と向き合いたい」と感じているのなら。
それはとても大切な、自分自身からのメッセージです。
どうぞ、その声を見過ごさないでください。
私たちは、あなたがあなたらしくいられる時間と空間を、ここで用意しています。
一緒に、ゆっくりと歩んでいきましょう。
バレエという道を通じて、あなた自身のことも大切にできますように。
そして、自分を大切にできるあなたが、誰かの希望になれますように。
いつでもあなたのご参加をお待ちしています。
バレエ安全指導者資格®︎ 事務局