みなさま、こんにちは。
バレエ安全指導者資格®︎事務局です。

今回は、『実践講習 ― 「知っている」を「できる」に変える力』というテーマで、講義の内容についてお話したいと思います。

どれほど素晴らしい知識を学んでも、現場で生かせなければ意味がありません。
バレエ安全指導者資格®の「実践講習」は、これまで積み重ねてきた医学的・教育的知識を“生きた知恵”へと変えるための時間です。

頭で理解することと、身体で理解することは、まったく別の次元にあります。
講義で学んだ解剖学や整形外科学、心理学や運動学。
それらの理論が実際のレッスンでどのように機能し、生徒にどう届くのか。
その答えのヒントになるのが、この実践講習です。

この実践講習で大切にしていることは、同じテーマであっても、講師によって伝え方もアプローチが異なるということ。
ある先生は身体の感覚から導き、ある先生は言葉や比喩を通して導く。
その違いを体験的に知ることが、あなたの指導の幅を広げ、「安全」と「芸術性」を両立させるためのヒントになります。

安全な指導とは、ただ怪我を防ぐことではありません。
身体を守りながらも、自由に身体を動かせるように導くこと。
生徒一人ひとりの身体の個性を尊重し、可能性を引き出すための“導線”をデザインすることです。
そのためには、知識を使いこなす力、すなわち「実践知」が求められます。

この講習の大きな特徴は、単なる座学ではなく、
実際に自分の身体を動かしながら“理論を検証する”点にあります。
誰もが知っている言葉について、全く違った視点から解説されることで、頭で理解した内容を、身体を通して確かめていく。
そのプロセスの中で、学びは単なる知識から“感覚としての知恵”へと変化していきます。

また、実践講習では、現場でのコミュニケーションも重視します。
言葉の選び方、声のトーン、触れ方、空間の使い方。
どれもが生徒の安心感を左右し、レッスンの質を決定づける大切な要素です。
「知っている」を「伝えられる」に変える。
その一歩を体験的に学べるのが、この講座の醍醐味です。

講師陣には、長年の現場での経験を積み重ねてきた一流のダンサー、振付家、トレーナーが揃います。
それぞれのアプローチに触れることで、自分の指導の“型”が見えてきます。
そしてそれを超えて、“自分だけの教え方”を見つけるための気づきが生まれます。

知らないままでは、知識は頭の中で止まり、指導に深みが生まれません。
けれど、身体を動かしながら学ぶことで、
「安全とはこういう感覚なのだ」と身体の中に腑に落ちる瞬間があります。
それが、この資格が目指す“本当の学び”です。

バレエの本質は、理論と感性の調和にあります。
知識を持つだけでも、感覚に頼るだけでも、真の教育は成立しません。
その両輪を結びつける場所こそが、この実践講習なのです。

バレエ安全指導者資格®︎ 事務局

実践講習を現地で受けたい方は、第10期ベーシック講座へ!
https://safedance.jp/apply/basic_2026/