みなさま、こんにちは。
バレエ安全指導者資格®︎事務局です。

今回のコラムでは、『現場で学び、未来へつなぐ』をテーマに、来年1月に開催いたします第10期ベーシック講座についてお話したいと思います。

リアルに学ぶということ

せっかく学ぶなら、現場で体験したい。
オンラインでも、先生に直接質問してみたい。
そんな想いから生まれたのが、年に一度だけ開講される「リアルタイム指導者コース」です。

座学だけで終わらず、講師との双方向コミュニケーションを通して、
“学びが現実になる”感覚を得られることが、このコース最大の魅力です。

バレエ教育の新しいかたち

これまでのバレエ指導は、どうしても「感覚」や「経験則」に頼ることが多くありました。
けれども、私たちの身体は一人ひとり違い、同じ言葉が同じ動きに変換されるとは限りません。
だからこそ、科学的な理解と芸術的な感性を両立させる指導力が、今の時代に必要とされています。
そして、今、その必要性を感じ、本資格で学ばれる方が増えています。

幅広い専門分野を横断して学ぶ

講座では、以下の専門分野を通して、バレエに限らず、身体と心、教育についての本質を学んでいきます。

  1. 解剖学 — 身体の構造を理解することで、正しい動きを導く
  2. 整形外科学 — 怪我の仕組みと、指導時に避けるべきリスクを知る
  3. 機能解剖学 — 動作の中で筋肉・関節がどう働くかを分析する
  4. 栄養学 — 成長期・成人期それぞれの身体を支える栄養の基礎を学ぶ
  5. 心理学 — 心理学の入門編として、指導者自身の心のあり方や指導の言葉が心に与える影響を理解し、伝え方を磨く
  6. エクササイズサイエンス — 科学的根拠に基づく身体の使い方の基礎を知る
  7. シューフィッティング — バレエシューズの専門家より、足の構造やシューズ選び方を学ぶ
  8. ワガノワメソッド入門 — バレエを代表するワガノワメソッドを元に、バレエの基礎を理解する
  9. バレエ史 — 世界に影響を与えたバレエ・リュスの活動を通じて、総合芸術としてのバレエへの理解とその情熱を学ぶ
  10. 実践講習 — 長く実践を積んできた講師のアプローチやアイデアを通して、学んだ瞬間から使える考え方やエクササイズを自分の指導に落とし込む

医師、公認心理師、理学療法士、栄養士など、各分野の専門家が担当し、単なる知識ではなく、「現場で活きる学び」を提供します。

オンラインでも、全国どこからでも

オンライン受講では、全国どこからでもリアルタイムで講義に参加できます。
直接体験し、身体で理解したい方は、ぜひ現地でのご参加をオススメいたします。

どちらの形でも、その場で講師に質問できるため、疑問を持ち帰ることがありません。
本資格では、知識を“知って終わり”にせず、“指導現場に活かす”ところまでを設計しています。

「安全」と「芸術」を両立する力

バレエは美を追求する芸術であると同時に、身体への負担も大きい運動でもあります。
「安全」と「美しさ」をどう両立させるか。
その答えを探るのが、この資格の根幹です。

医療・心理・栄養・教育の視点を取り入れることで、
単なる「正しい動き」ではなく、「人として健康に踊り続ける」ための知恵を得ることができます。

あなたの一歩が、未来を変える

確かな知識と実践力を備えた指導者が増えることで、
日本のバレエ教育は、もっと安全に、もっと豊かに変わっていくと考えています。

オンラインでも、現地でも。
今のあなたの場所から、学びの扉は開かれています。

現場で学び、未来へつなぐ。
その第一歩を、あなたも踏み出してみませんか?

コース、講座へのご質問はいつでもお気軽にどうぞ!

みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

バレエ安全指導者資格®︎ 事務局

第10期ベーシック講座の詳細はこちら
https://safedance.jp/apply/basic_2026/