みなさま、こんにちは。
バレエ安全指導者資格®︎事務局です。

今回のコラムでは、バレエ安全指導者資格®︎スペシャリストコースの一つ「バレエ専門トレーナー」についてお話したいと思います。

私たちバレエ安全指導者資格®が認定する「バレエ専門トレーナーコース」は、そうしたニーズに応えるために、安全と信頼を基盤に据え、バレエに関わるすべての方に寄り添える専門家を育てる目的で開講されました。

コースの特徴と理念

このコースでは、単に知識を得ることが目的ではありません。「どう伝えるか」「どう支えるか」に重きを置き、トレーナーとしてのあり方から、身体の捉え方、バレエ独特の表現や技術に至るまで、多角的に学んでいきます。

なかでも大切にしているのは、「部分」ではなく「全体」を見る視点。身体を構成する各パーツの働きを知ることも大切ですが、それ以上に、それがどのように協調し、動きとして統合されていくかを体感から理解する力が求められます。
なぜなら私たちが求めている最終的なゴールはより良いパフォーマンスであり、作品であり、ダンスだからです。

育てたいのは、知識だけを持つ人ではありません。バレエに悩む人の立場に立ち、360度あらゆる方向から支援できる姿勢をもった存在です。
トレーナーはプレイヤーではありません。舞台の主役ではなく、その舞台を陰から支える縁の下の力持ちです。だからこそ、必要なのは“目立つこと”ではなく、“届くこと”。リードするばかりでなく、時に寄り添い、時に立ち止まり、時に優しく背中を押すことが求められます。

「伝える力」は体験から生まれる

たとえば解剖学の知識は物事を分析、評価する上でとても重要ですが、筋肉の名称を覚えること自体は目的ではありません。大切なのは、学んでいる知識を自分の身体を通して体感、体験することです。
つまり、まだ自分が「食べたことのない料理」をいくら説明しようとしても、それは机上の空論にすぎません。まず自分が体験し、納得し、味わうこと。そこからでなければ、本質は伝わらないのです。

多様なバレエ観を受け入れる柔軟さ

トレーナーが向き合うクライアントは、実にさまざまです。異なるメソッド、異なる指導歴、異なる身体、異なるバレエ観。そこにひとつの正解はありません。だからこそ、本コースでは、特定の考え方に偏らず、今目の前の人に必要なサポートを見極める力を育みます。
必要なのは、知識よりも“視野の広さ”と“柔軟さ”
そして、それをシンプルな言葉や動きに置き換えて伝える“感覚の翻訳力”です。

プロとしての誇りを、誠実に支える

私たちが育てたいのは、クライアントに結果を届けられるプロフェッショナルです。その「結果」とは、数値や評価だけではなく、クライアント自身が「わかった」「変われた」と心から実感できること。
その変化を支えること。それをともに喜び合える関係性を築くこと。それが、私たちが考える“本物のトレーナー”の姿です。

時間がかかっても構いません。
簡単ではないからこそ、その学びと実践には価値があります。

バレエ専門トレーナーという新しい選択肢を通じて、誰かの踊りを支えることができる人生を、自らの手で築いてみたい方はぜひ学びにいらしてください。

バレエ専門トレーナーコース
https://safedance.jp/sp/trainer/

バレエ安全指導者資格®︎ 事務局