みなさま、こんにちは。
バレエ安全指導者資格®︎事務局です。

本日は、バレエ安全指導者資格®の説明会を開催いたしました。

私たちはこの資格を通して、「正しい知識を学び、現場で安全に活かせる指導者を育てたい」という思いを持って活動しています。けれど、それと同じくらい大切にしているのが、先生方お一人おひとりが持つ理想や価値観、そして指導にかける想いを尊重し、共に育んでいくという姿勢です。

説明会にご参加くださる方々は、本当にさまざまな背景をお持ちです。
バレエ歴数十年のベテランの指導者の方もいらっしゃれば、子育てと両立しながら教室を運営している方、これから本格的に指導を始めたいと考えている若い世代の方もいらっしゃいます。

でも、皆さんに共通しているのは、「もっとよい指導がしたい」「生徒のために、より安全で、より納得感のある教え方を知りたい」という誠実な姿勢です。

この資格では、解剖学や整形外科学、心理学、栄養学、音楽理論、バレエ史、芸術論といった多角的な分野を扱います。一つのテーマを一つの視点からではなく、複数の専門家から立体的に学ぶことで、指導の精度や説得力が確実に高まります。

なぜこれほど幅広い分野を扱うのか。
それは、バレエが“芸術”であり、“身体”であり、“人”と“心”に関わる総合的な営みだからです。

どれだけ素晴らしいテクニックを持っていても、それを支える身体に無理があれば続けることはできません。
どれだけ素敵な踊りを目指しても、心が折れてしまえば舞台には立てません。
そのバランスをどう取っていくのか、どう寄り添っていくのか。

この資格では、そうした“見えにくいけれど本当に大切な部分”を言語化し、共有し、実践できる力を育てていきます。

また、私たちが何より誇りに思っているのは、参加してくださる先生方が本当に温かく、真摯であるということです。
ご自身のやり方にこだわるのではなく、生徒の変化や不安に寄り添いながら、「このままでいいのか」と悩み、考え、模索し続けている方が多くいらっしゃいます。

その姿勢こそが、真のプロフェッショナリズムだと、私たちは思っています。
だからこそこの資格は、「こうすべき」「これが正しい」と押しつけるのではなく、先生方がそれぞれの現場で“自分の言葉”と“自分のスタイル”で伝えていけるよう、知識と視野の土台を整えることを目指しています。

どんなキャリアの方にも、それぞれの理想があります。
「生徒にバレエを好きになってほしい」
「怪我なく長く続けられる環境をつくりたい」
「過去の経験を活かして、より良い未来につなげたい」
そんな気持ちに、私たちは丁寧に寄り添っていきたいと思っています。

学びたいという気持ちは、年齢や立場に関係なく尊いものです。
自分の指導を見つめ直したいと思ったその瞬間から、新しい一歩が始まります。

この資格が、その一歩を支える場所であり続けられるよう、私たちもまた学び続けています。

ご興味を持たれた方は、ぜひ一度説明会へお越しください。
指導の形に、正解はありません。だからこそ、学び合える仲間や正確な知識との出会いは、大きな支えになります。

バレエの美しさと、生徒の健やかさが共に守られるように。
私たちは、そんな指導者の未来を、共につくっていきたいと願っています。

バレエ安全指導者資格®︎ 事務局