みなさま、こんにちは。
バレエ安全指導者資格®︎事務局です。

今回は、これまで受講してくださいましたたくさんの先生方の声を集計し、一番多いご感想をまとめてご紹介していきたいと思います。

「先生なのに、自信がなかった」

「子どもたちに教えているけれど、いつも心のどこかで“これでいいのかな?”という迷いがありました。」
「正直、自分がバレエを習ってきたときの“なんとなく”を、そのまま繰り返しているだけだったと思います。」

これは、決して珍しいことではありません。
日本のバレエ教育には、“経験がすべて”という風潮が根強く残っている部分があります。
もちろん、経験に勝るものはないかもしれません。
けれど、今の時代に求められているのは、それにも増して「なぜそうなのか」を科学的・心理的に根拠を持って説明できる指導者です。
そしてこの資格は、まさにその“根拠”を身につける場所として、多くの先生方に選ばれています。


「たった一言で、生徒の未来は変わるかもしれない」

「体型のことを何気なく言われたことが、ずっと心に残っていました」
「あの時かけられた言葉で、バレエが嫌いになりそうだったんです」

こんな声もありました。
講義の中では「ハラスメント」と「コーチング」について学ぶ時間もあります。
“良かれと思って言ったつもり”でも、相手の状況や心の状態によっては、深い傷になってしまうことがある。
そういった「関係性の中での安全性」も、指導者にとって必要不可欠な視点です。

指導者自身が過去に経験した痛みや葛藤を、今度は生徒を守るための「学び」に変えていく。
この資格は、そうした“自分と向き合う機会”にもなっています。


「プロであっても、まだ知らないことがある」

「現役時代には“正解”だと思っていた身体の使い方が、実は力学的には非効率だったことに気づきました」
「引退して指導に回ったとき、自分の言葉がどれほどあいまいだったかを思い知らされました」

プロとして活動していた方も、引退後に指導に携わる中で、新たな壁にぶつかることがあります。
なぜなら、“踊れること”と“教えられること”は別のスキルだからです。
今まで自分が踊れればいい、自分の身体をコントロールさえできれば、人に説明する必要もないし、言語化することも必要なかった。
でも、いざ指導となると、自分の身体ではない身体に感覚を宿さなければならない。
そしてそのために自分の感覚について整理し、言語化しなければならない。
そこに悩まれている先生方が本当に多くいらっしゃいます。
この講座では、エクササイズサイエンス、整形外科学、栄養学、心理学、そして実際の現場でそれらの知識を役立ててきた講師の方々による解説から指導の専門家として必要な視野と知識を網羅的に学ぶことができます。


◆「孤独じゃなかったと思えたことが、一番の収穫かもしれない」

「悩んでいるのは私だけじゃなかったんだ、と講座の中で安心できました」
「同世代の先生からも、ずっと先輩の先生からも、刺激と勇気をもらえた」

受講生の中には、20代の若い先生から、指導歴数十年というベテランの方まで、実にさまざまな方がいます。
それぞれの立場で感じている疑問や葛藤を「話していい」「聞いてもらえる」場所が、この資格の場にはあります。
中にははじめて自分のバレエ観やこだわりについて話すことができた、という方もいらっしゃいます。
なかなか仲間同士でそのような話をすることもないのが現実なのだと、この資格を通じて私たちも知ることができました。
知識を得ることだけでなく、信頼できる仲間と出会えることも、この講座の大きな価値だと、多くの方が語っています。


◆ 「まだ、ここからがスタートだと思えた」

「学び続けること、それが指導者として一番大事なんだと感じました」
「この講座を受けて、ようやく“スタートラインに立てた”と実感しています」

受講を終えて「終わった」というよりも、「ここからが始まり」という言葉を口にされる方がとても多いのが、本資格にお寄せいただくご感想の特徴です。
バレエの美しさを、正しく、長く、そして安全に伝えていくために。
この資格は、一度学んで終わりではありません。
自分自身と向き合いながら、バレエ教育の本質を問い続ける人のための“学びの土台”となるのです。


バレエ安全指導者資格®は、
「自分のため」にも、「生徒のため」にも、学びたいと思ったときが一番の適齢期
現場で感じる迷いや不安は、学びのチャンスでもあります。
そして、そうした迷いに真摯に向き合おうとするすべての先生方を、私たちは心から歓迎します。

バレエを教えるということは、生徒の未来に深く関わるということ。
だからこそ、指導する側もまた、学び続けることで大きな安心と自信を得ることができます。

一人ではたどり着けなかった答えも、仲間と共に学ぶ中で見つかることがあります。
あなたのバレエと向き合う時間が、もっとやさしく、もっとあたたかいものとなりますように。

バレエ安全指導者資格®での学びが、その一歩となれたら嬉しく思います。

バレエ安全指導者資格®︎ 事務局