みなさま、こんにちは。
バレエ安全指導者資格®︎事務局です。

今回は、『世界で一番安全なバレエスタジオに向けて』をテーマとして、本資格講師を担当してくださる先生方のご紹介をしていきたいと思います。

世界で一番安全なバレエスタジオを目指して

バレエは、人間の身体が到達しうる最も美しい芸術の一つです。
しかし、その美しさの裏側には、常に「怪我」という影が潜んでいます。

「バレエに痛みはつきもの」
「もっと無理をしなければ上達しない」

そんな根性論が美徳とされていた時代は、もう過去のものになろうとしています。
今、指導者に求められているのは、情熱だけでなく、生徒の身体を一生守り抜くための「確かな知識」です。

「整形外科学」という学びの柱

私たち「バレエ安全指導者資格®︎」において、最も重要な学びの柱の一つに掲げているのが「整形外科学」です。
この難解に思われがちな分野を、情熱を持って紐解いてくださるのが、整形外科医の井上留美子先生です。

井上先生は、医師としてだけでなく、ヨガの世界で「整形外科ヨガ」を創設された先駆者でもあります。
書籍の出版や医科大学での研究、そして実際の現場での実践。これほどまでに多角的な視点を持ち、なおかつ私たちのバレエの世界へ「フランクに」歩み寄ってくださる専門家は、日本中を探しても非常に稀有な存在といえるでしょう。

知識は「最新」であることに意味がある

医学の世界も、バレエ学の世界も、私たちが思っている以上のスピードで進化しています。
昨日の常識が、今日の非常識になることも珍しくありません。

井上先生の講義が素晴らしいのは、単に教科書的な知識をなぞるのではなく、「今、この瞬間の最新情報」が提供される点です。
整形外科の最前線で何が起きているのか、海外のバレエ研究ではどのようなエビデンスが出ているのか。
講義のたびに情報がアップデートされ、受講するたびに「学びが生きている」ことを実感させてくれます。

  • 怪我の種類や、それが治っていく具体的なプロセス
  • ジュニア期からシニア期まで、世代ごとに異なる身体の特性
  • 部位ごとの機能的な違いと、その動きの限界点

これらの知識を「知っている」か「知らない」か。その差は、目の前の生徒の人生を左右すると言っても過言ではありません。

指導者の「視点」が変われば、スタジオが変わる

井上先生の講義を通じて私たちが得られるのは、単なる医学用語の暗記ではありません。
それは、「医師や専門家が、どのような視点で人間を見ているか」という判断軸そのものです。

「この動きを続けても大丈夫か?」
「この痛みは休ませるべきサインか?」

指導者がその判断軸を持つことで、スタジオには心地よい緊張感と、それ以上の深い安心感が生まれます。
生徒たちは、自分の身体を預けられる信頼関係の中でこそ、持てる力を最大限に発揮できるのです。

専門家の知見を借り、それをバレエの現場に落とし込む。
このプロセスこそが、バレエ教育の質を次のステージへと引き上げます。

あなたの手が、未来のバレエを守る

私たちは、井上先生のように専門的な知見を惜しみなく共有してくださる講師陣とともに、これからも安全なバレエの普及に全力を尽くしていきます。
もし、あなたが「もっと根拠を持って教えたい」「生徒の怪我を未然に防ぎたい」と心から願うなら、ぜひその扉を叩いてみてください。
学びを止めない指導者の手は、生徒たちの未来を支える魔法の手になります。

歴史あるバレエの伝統に、現代の医学という翼を授けること。
それが、私たちが提唱する「安全な指導」の真髄です。

ぜひ、世界で一番安全なバレエスタジオをあなたの手で。

バレエ安全指導者資格®︎ 事務局

井上 留美子 先生

医療法人社団成東会松浦整形外科内科院長。
聖マリアンナ医科大学スポーツ医学教室非常勤講師。
日本整形外科学会専門医、スポーツ医、リハビリ医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本スポーツ協会認定スポーツ医、日本整形外科学会ロコモドクター。

所属学会:日本整形外科学会・東日本手の外科学会・日本整形外科スポーツ医学会・日本臨床スポーツ学会・転倒予防学会

2011年より予防医学としてのヨガに着目し、ヨガインストラクターへの整形外科理論に基づいた運動器の指導を始める。2017年に整形外科ヨガ事務局を設立し現在にいたる。

【担当講義】

1)外傷と障害、怪我の初期対応
2)脊柱&体幹
3)腰痛と体幹モーターコントロール フィードフォワード機構
4)ジュニア期・シニア期・女性の障害、
5)肩関節・膝関節・股関節
6)足関節