本資格はこのような方にオススメです。

1)安全なバレエを伝えられるようになりたい方。
2)健康に役立つバレエを伝えたい方。
3)大人バレエの生徒の方を着実に上達させてあげたい方。
4)新しいクラスを開講したい方。
5)いくつになってもバレエの指導を行なっていたい方。

バレエ安全指導者資格® ではバレエを習う方がより健康的に高いパフォーマンスを行えるようその姿勢に特化したスペシャリスト資格として『バレエ姿勢ベーシックインストラクターコース』を新設致しました。

バレエ指導の多くは【姿勢】についての注意がほとんどであることからも、バレエを踊る上でその姿勢を習得することの重要性は指導者の方であればお分かり頂けるものだと思います。

ですが、反り腰や猫背、その他不良姿勢がある状態からより高度なバレエの姿勢を作っていくことはとても困難であることも実感されていることでしょう。

ですので、この不良姿勢からバレエの姿勢への橋渡しを行うこと、日々健康的に過ごすための心地よい姿勢作りをサポートしていくことがバレエ姿勢ベーシックインストラクターの役割です。

コースではバレエ安全指導者資格® 本コースで学ぶ内容に基づき、バレエ特有の引き上げと呼ばれる体幹の使い方からバレエの基本中の基本と呼べるターンアウトなどのバレエ姿勢について、たとえ今日初めてバレエを習う方であっても頭だけでなく身体でも体感し、習得して頂けるスキルを身に付けていきます。

そしてバレエを習う子ども達の不良姿勢、特に側湾症について危機感を持たれている指導者の方や保護者の方も少なくないと思いますので、この資格が子ども達の健やかな成長のサポートに繋がることを願っております。

バレエスタジオにて新しいクラスとして肩こりや腰痛予防に繋がる姿勢改善クラスやセミナーなども開催出来るスキルの習得も行えますので、バレエ以外のクラスの開講を希望している先生方もぜひご参加ください。

バレエで心身の健康を届けることの出来るインストラクターが日本全国に広がっていくことを願っております。

マスターコーチのご紹介

大江麻美子先生

BATIK所属
コンテンポラリーダンサー
バレエ安全指導者資格認定講師。バレエ専門トレーナー。

バレエ姿勢ベーシックインストラクターコースマスターコーチ。

メッセージ

「バレエを習うと姿勢が良くなる」とよく言われると思いますが、ある生徒さんから「姿勢がうまくとれないとバレエに繋がりにくいのですね」と言われ、その通りだと私自身ハッと気付かされた経験があります。

何かをするために適した格好や姿勢があるように、バレエをする際にも適した姿勢があります。
バレエレッスンに入っていく前段階に、適した姿勢がとれると安全にかつ上達に繋がりやすいと思います。
どのような姿勢がバレエに適しているのか、またどうすればその姿勢がとれるのかということを知り、体験しておくことは、バレエの入り口としてとても重要なことです。
そしてその姿勢は、日常においても良い姿勢なはずです。
生徒さんの上達、またはご自身の上達のためにも、インストラクターコースにて一緒に学んでいければと思います。
近年多く見受けられる反張膝についても言及していきながら、講座をすすめて参りますので、疑問などある方も是非ご参加ください。
みなさまにとってたくさん発見があれば、とても嬉しいです。

三林かおる先生

法村・友井バレエ学校を経て、同バレエ団入団。
バレエスタジオセルピエを主宰。
フランス式クニアセフメソッドBASフロアバレエ指導者コース修了。
バレエ安全指導者資格認定講師。
バレエ姿勢ベーシックインストラクターコースマスターコーチ。

メッセージ

「無理」を通せば、「安全」が引っ込む。
バレエ教師は「正しさ」に人をあてはめることに力を注ぎ勝ちです。私もかつてそうでした。それは相手に様々な負担を背負わせ怪我につながる危険な行為ともいえます。バレエ安全指導者資格®で私が学んだ大きな学びであり変化でした。相手のためを想っているつもりでも、正しさを強制して満足するのは・・・自分だけかもしれない。それではどうすればいいのか、どうなればいいのか。生徒(クライアント)さんが姿勢を通してしちいさな幸せを手にしていただけるようなインストラクターでありたいと私は常に思っています。

コースを修了された先生方の声

森玲奈 先生(坂井バレエ団)

1)コースの中で1番印象に残っている事
エクササイズについて
・力加減のレッスン
・エクササイズの目的をハッキリさせる事の重要性
②コースを受けた前後で変化した事
正しい姿勢、バレエ的な姿勢について、なんとなく知っていたに過ぎず、コースを受けた事で、視覚的な事(どこを見るかなど含め)が学べた事と、明確に何が大事な事なのか、深く考える機会になりました。

続きを読む

③全体の感想

コースを受ける前は、私に理解が出来るだろか、ついて行かれるだろうか…そんなメンタル的な不安ばかりでしたが、中谷先生の受講者に寄り添った話され方、教え方でリラックスして受ける事が出来ました。

今回の姿勢についての技術、座学的な学びはもちろんですが、声の掛け方や指導法、教育理念的な物もとても学びがありました。

④どんな方におすすめか

姿勢がいかに大事で、なお時間がかかる物だと感じた事から、バレエ指導者なら初めの一歩として知っておくべき事項だと思いました。

すごく難しい解剖学の用語などは無く(わかり易く伝えてくださったからですが)、身体の知識が少なくても、理解出来る講座でしたので、バレエ指導者以外でも、初めの一歩を迷われてる方におすすめだと思いました‼︎


谷口萌乃花 先生(ナオコフェアリーバレエ所属)

自分が普段立っていた姿勢と講習を受けさせていただいた後では、重心の位置の変化を感じました。
また、アウトプットした事で見るからに変わる姿勢の人、見た目には現れず自身の感覚の中で少しの変化を感じる人など1人1人の身体の違い、個体差というものを改めて実感する事が出来ました。
内転筋を感じるエクササイズはイメージしていた意識する内転筋の位置よりも上にあり、体感しないとわからない事がたくさんあると感じました。
beforeとafterの見て分かる違いの大切さ、変化する楽しさも感じました。
子供から大人の方まで色々な年代にアウトプットしていくことで学ぶ事も多く、もっと自分の中でもクリアになりそうだと感じたのでまた周りの人に協力してもらい、アウトプットしていきたいと思います。


山中真紀子 先生

1)一番印象に残った講義とご感想

「バレエって何なのかを常に考える」

自分にとってバレエって何なのか、相手にとってのバレエって何なのか。
私は歩んできた経験の中で、バレエに限らず様々において、正解はひとつではないし常に自分の中にあると感じ、なるべく広い視野で物事を見て考え理解してゆきたいと過ごして参りました。

続きを読む

特に子ども達と過ごす日々においては、良い意味で自分の中の既成概念をくずしてもらい「なんで唇は赤いの?」「なんで指は5本なの?」などとあたりまえ過ぎて考えもしなかった問いへの答えを強いられるくり返しをきっかけに、今ある全てを見つめ直すことの面白さや難しさそして大切さを教わりました。
また物事に興味を持ち、何故かを考え、それを知らない相手に分かりやすく伝える為には、ひとつの方法ではなくいろんな言葉選びや術が必要とも感じてきました。
それ故もあってか講義の中での「正論や否定をしても相手は幸せになれないので、ちゃんと”提案”をすることが大切」という言葉にとても共感させていただきました。
得た知識を鵜呑みにただ伝えるのではなく、まずは目の前の対象となる人や物事としっかり向き合い、そしてそこにどう関わりたい自分がいるかをよくよく考えること。

そこから組み立て彩りある”提案”をできるようになり、「教える」よりも「引き出す」ことをしてあげられる講師になる事が私の理想だと、改めて気づかせていただいた気がします。

2)コースを受けた前後で変化したことはありますか?
バレエにおいてほぼ自分の経験という引き出ししか持ち合わせていない中、自分の価値観や感覚だけで指導することが怖くてできずにおり、身体の使い方ではなく表現の方向から、先に学びを進めてきたところもありました。
姿勢のポジションや身体動作において、分かりやすく理論的なアプローチや、言葉以外に「物」を使い、より誰にでも実感しやすい方法や考え方も教えていただき、バレエクラスでもテアトリッククラスでも、言葉のチョイスやアイデアに幅をつくることができそうと感じております。
もっともっといろんな方法や考え方を知りたいです。

3)全体のご感想
バレエをするしない、プロを目指す目指さないに関わらず、誰しもが持つ身体をより健康に保つ為の鍵でもある姿勢。
決して美しいか否かだけではなく、そして決して身体だけではなく心の在り様も読みとることができ、姿勢先行で改善できるメンタルもある。
姿勢は呼吸などと同じく、踊る上ではもちろん生きる上でも大切な入り口になると改めて感じました。
それらをそれぞれの年齢や相手に寄り添い、エクササイズや様々な方法で伝えられることは本当に素晴らしく。
講義でもお話されていた「決して一律じゃなくいろんなバレエ観、いろんな見方や考え方、取り組み方があるからこそのカラフルなバレエ」につながる
と思いました。
そしてそれはバレエに限らず。
どんな人のどんなバレエ観も、どんな子どものどんな世界観も否定せずに寄り添ってあげることで、誰にも遠慮することなく勇気を出して「自分をひらく」ことができたなら…きっと相手の中にも講師の私自身の中にも、しなやかな「芯」ができていくと。
一人一人を誰とも比べることなくしっかり見つめて認めながら、よりよい選択をしてもらえるよう学び続けアシストしてゆけたらと思います。

4)この講座はどんな方にオススメですか?
より様々な生徒さんに寄り添いたい方。新しい視点やアプローチの引き出しをもっと増やしたい方。自由で新しいクラスをつくってみたい方。

バレエ姿勢ベーシックインストラクターコースについて

使用道具
1)ストレッチポールのハーフカット2個(ヨガマット2本でも対応化)
2)ツイストディスク2枚
3)椅子

開催場所
東京
〒106-0041 東京都港区麻布台1-11-3 バレエジャポン事務局セミナースペース

大阪
〒536-0015 大阪市城東区新喜多1丁目5-26 アカツキ京橋ビル301 レンタルスタジオセルピエ

受講資格
16歳以上
現在バレエを指導されている方
バレエ指導者を目指されている方

受講料
1日4時間:5万円
※講義受講後、バレエ姿勢ベーシックインストラクター修了証を発行致します。

お問い合わせ・お申し込み

    このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

    ※3日以内に返信がない場合はお手数をおかけしますが、今一度メッセージをお願い致します。
    送信先メールアドレスはこちらから【safedanceassociation@gmail.com】も可能です。