みなさま、こんにちは。
バレエ安全指導者資格®︎事務局です。

今回は、『バレエとわたし』というテーマでお話していきたいと思います。

わたしの人生にとって、バレエとは何だろう。

そのような問いを持つ方も少なくないのではないでしょうか。
あなたにとって、バレエはどんな存在でしょうか?

幼い頃の憧れ。
夢中になった青春の一コマ。
誰かとつながる手段。
あるいは、傷ついた心を支えてくれた存在だったかもしれません。

どのような思い出も、どんな距離感も、すべて正しいものだと思います。
バレエとの関係は、たったひとつの「形」に縛られるものではないからです。

「バレエをやっているから、こうあるべき」
「昔はもっと頑張れたのに」
「もう若くないから、、、」

そんなふうに、自分自身に厳しい言葉を投げかけてしまうことはありませんか?

バレエにには理想はあっても、“終わり”はありませんよね。
だからこそ、変わっていっていいのだと思います。

年齢も、身体の状態も、環境も、人生の優先順位さえも、日々変わっていくのが自然です。
その中で、最初に抱いた夢や形に、ずっと自分を当てはめ続ける必要はありません。

バレエは「こうでなければならない」ものではなく、バレエとの時間を通じて
「今のあなたと、どう出会い直せるか」という、変化と発見の芸術です。

かつては舞台に立つことがすべてだったかもしれない。
あるいは教えることに情熱を注いでいた時期もあるかもしれない。
でも今は、ただ音楽に身をゆだね、ゆっくりと身体を動かすだけで心が満たされる、、、。
そんな時間もまた、かけがえのないバレエのかたちです。

そして、そのどれもが「ちゃんとしたバレエ」です。

あなた自身にも、他の誰にも、今の自分のバレエを否定する権利はありません。
けれど、自分の人生をどう生きるか、その手綱を握っているのは他でもない「あなた自身」なのです。

だからこそ、もう一度考えてみませんか?

「今の自分にとって、バレエとは何か」
「これから先、どんなバレエとの関係を育てていきたいか」

バレエ安全指導者資格®では、知識や技術だけでなく、こうした“問い”と向き合う時間をとても大切にしています。

それは、自分自身のバレエ人生をもう一度、自分の言葉で語れるようになるために。
そして、その語りが、目の前の誰かにとっても希望になるように。

一緒に学び合う中で、気づくことがたくさんあります。
今まで見えなかった景色、見過ごしてきた想い、自分を縛っていた「こうあるべき」から解き放たれるような経験。

そうして、あなた自身の新しいバレエとの関係が、ここから始まっていくのです。

バレエとの距離に迷っているあなたへ。
もう一度出会い直すための場所が、ここにはあります。

この資格との出会いが、あなたにとって
“新しいバレエ人生の第一歩”となりますように。
心から、そう願っています。

バレエ安全指導者資格®︎ 事務局