アーティスティックケアサポートプログラム
本プログラムは、芸術の道を歩むアーティストたちが、心身ともに健やかに、創造的な人生を送り続けられるよう教育という観点からサポートを行ってまいります。
さらにアーティスト同士が共に学び、理解し合い、互いにサポートし合えるようなコミュニティ作りも行ってまいります。
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プログラムの主な対象者
若手アーティスト(ダンサー、音楽家、美術家などジャンル問わず)
プログラムの内容要素(柱となる6つの学び)
1. 心を学ぶこと(メンタルヘルス・自己理解)
感情・ストレス・不安・自己表現など、創作に不可欠な心の扱い方を学ぶ。
2. 栄養と身体
アーティストが持続可能な身体でいられるよう、食と身体の関係を正しく理解する。
3. 専門家を頼ることを学ぶ
カウンセラーや医師、トレーナーなど、専門的なサポートを受けることの価値を知る。
4. アーティストであり、サポーターでもある人材の育成
アーティスト自身が他のアーティストの支援にも回れるよう、共感と実践のスキルを持つ。
5. 緩やかなつながりと所属感の創出
「どこかに所属している」「誰かに見守られている」安心を育む緩やかなコミュニティの形成。
学びの形式と運営スタイル
・講師は臨床心理士、栄養士、アーティスト経験者など
・受講料や講師料・教材費はセーフダンスアソシエーションがが負担
・修了者には「アーティスティックケアサポーター」の認定を発行
・所属先としてセーフダンスアソシエーションのアーティストケアネットワークへ登録
プログラム参加による効果
・アーティスト本人:自己理解と心身のメンテナンス力向上、孤立感の軽減
・家族・友人:関わり方の質が向上し、衝突や誤解を減らす
・業界全体:不安や生きづらさを理解し合える人と環境の整備
・社会:芸術と共に生きる人たちへの理解と支援が広がる
アーティスティックケアサポートリーダー

玉井千容さん
4歳にてバレエを始める
17歳にてYAGPのスカラシップを経てヨーロピアンスクールオブバレエ(ESB)、カナダナショナルバレエ学校にて学ぶ。
2020年〜2021年マグデブルクバレエ団所属。
2021年〜2023年シビウバレエ団所属
2023年10月〜現在 グランドキエフバレエ団プリンシパル